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SW1コネクター

SW1電線対基板用/ワイヤー・ツー・バスバー・インターコネクトは、COEURソケット技術を採用しており、3つのサイズで高電流容量を実現しています: 6.00mm(120.0A)、8.00mm(185.0A)、11.00mm(300.0A)で、独自のポジティブロック設計により、安全な嵌合が可能です。

製品のハイライト


定格電流: 接触径: 動作温度:
最大300.0A
6.00mm、8.00mm、11.00mm
-40〜+125℃

PCB Headers

Power and Signal Cable Assemblies

Features and Benefits


低接触抵抗

COEUR円錐形ソケットの複数接触ビームは接触抵抗が低く、電圧降下が少ないため、接触インターフェースでの熱発生が最小限に抑えられ、他の接触設計に比べて高い電流容量が得られます。

コンパクト設計

COEURソケットの設計により、双曲面ソケットを使用する同等のソリューションよりも高さ・長さ・幅のすべてが小さい嵌合相互接続が可能になるため、スペースに制約があるアプリケーションで設計の柔軟性が大幅に向上します。

 

ユーザーフレンドリーなポジティブロック

独自のクイックコネクト/ピンチトゥリリース設計により、システム組み込み時に確実な嵌合ができ、衝撃や振動、誤った取り扱いによるケーブルアセンブリーのピン抜けを防止することができます。また、取り付け金具が不要なため、取り付けにかかる時間や定期的なメンテナンスコストも削減できます。

 

ケーブルアセンブリーの360°回転を可能にするポジティブロック

ステンレススチール製スプリングクリップによって、ロックピンの溝にラッチされるため、ピンを中心にケーブルアセンブリーを360°回転させることが可能であり、このためシステム組み込み時にケーブルアセンブリーのドレッシングが容易になります。

色分けされたリセプタクルハウジング:
同じアプリケーションで複数のケーブルアセンブリーを使用する場合に回路を区別し、誤嵌合を防ぐのに役立ちます。

信頼性の高いクリンプ形状と高品質の8面クリンププロファイル:
ワイヤーと圧着バレル間のインターフェースの接触抵抗を最小限に抑え、他の設計に比べてシステムの発熱を最小限にし、高い電流容量を得ることができます。

複数の接触ビームと最適な電流容量:
接触抵抗が低く、電圧降下が少なく、接触インターフェースでの熱発生を最小限に抑えることができます。

クイックコネクト/ピンチツーリリース式のケーブルアセンブリー:
ロック機構を作動させるために両方の手を必要とする他社製品と異なり、人間工学に基づいたリブにより片手で嵌合とロック、その逆のロック解除と嵌合解除ができます。狭いスペースで有効です。

設計の柔軟性
プリント基板やバスバーに取り付けるネジマウント式ピン、バスバーに取り付ける刻み付きプレスフィット式ピンなど、さまざまな基板にピンを取り付けるための設計者向けオプションが用意されています。

概要


集中的に電力を使用するアプリケーションにおいて、エネルギーストレージシステム内のコストと安全性を管理する上で電力効率は極めて重要です。SW1リセプタクルは、モレックスの実績のあるCOEURソケットが組み込まれており、複数の接触ビームにより嵌合面に大きな接触面が形成されるため、接触抵抗と電圧降下が低く、発熱が最小限に抑えられます。

高密度の電子機器パッケージでは、ケーブルアセンブリーとそのプリント基板またはバスバーとの間の嵌合高さを低くする必要があります。SW1リセプタクルアセンブリーは、双曲面ソケットを使用した同等のソリューションと比較して、高さ、長さ共に約1/3小さくなっています。z軸方向の嵌合構成は、ケーブルの曲げ半径の複雑さ解消する仕様になっており、スペースに制約のあるアプリケーションに理想的なソリューションになります。

プリント基板またはバスバーに取り付け可能で、幅広い電線サイズに対応し、ケーブルアセンブリーの管理が容易な大電流、高電圧相互接続を見つけるのは難しいことです。SW1には、プリント基板やバスバーに取り付け可能なロックピンがあります。SW1リセプタクルアセンブリpは、2 AWGから4/0 AWGの範囲の電線サイズに対応しています。SW1独自のポジティブロック設計により、嵌合後のケーブルアセンブリーはロックピン軸を中心に自由に回転させることができ、ケーブルアセンブリーのドレッシングが簡単になります。

産業別アプリケーション


Battery Storage Systems​
Gateway Storage Systems

Factory equipment
Robotics

この製品のアプリケーションはこれに限定されるものではありません。一般的なアプリケーションの一部を紹介しています。

よくある質問


ネジマウント式ロックピンにSW1ケーブルアセンブリーを嵌合した時の嵌合高さはどれぐらいですか?
・ネジマウント式ロックピンに6.00mm SW1ケーブルアセンブリー基板を嵌合した時の嵌合高さは20.99mmです。
・ネジマウント式ロックピンに8.00mm SW1ケーブルアセンブリー基板を嵌合した時の嵌合高さは22.99mmです。
・ネジマウント式ロックピンに11.00mm SW1ケーブルアセンブリー基板を嵌合した時の嵌合高さは29.99mmです。

 

プレスフィット式ロックピンにSW1ケーブルアセンブリーを嵌合した時の嵌合高さはどれぐらいですか?
・プレスフィット式ロックピンに6.00mm SW1ケーブルアセンブリー基板を嵌合した時の嵌合高さは16.30mmです。
・プレスフィット式ロックピンに8.00mm SW1ケーブルアセンブリー基板を嵌合した時の嵌合高さは18.30mmです。
・プレスフィット式ロックピンに11.00mm SW1ケーブルアセンブリー基板を嵌合した時の嵌合高さは25.40mmです。

 

両端にSW1コネクターが付いたケーブルアセンブリーの購入したいと考えています。モレックスで、両端式のSW1ケーブルアセンブリーを設計・製造できますか?
はい。モレックスには、ケーブルアセンブリーを設計・製造する部門があります。詳細については、お近くのモレックス営業担当者にお問い合わせください。

 

私は、片方にSW1コネクター、他方にモレックス以外のコネクターが付いたケーブルアセンブリーを購入したいと考えています。モレックスで、片方にSW1リセプタクル、他方に競合他社のコネクターを備えたケーブルアセンブリーを設計・製造できますか?
はい。ケーブルアセンブリーの両端がモレックスコネクターを使用することが好ましいですが、それが時には最善策ではないことも理解しています。両端式のSW1ケーブルアセンブリーの設計・製造部門は、片方がSW1リセプタクル、他方が他のメーカーのコネクターのケーブルアセンブリーも設計・製造しています。詳細については、お近くのモレックス営業担当者にお問い合わせください。